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社会問題としてのゴミ屋敷

こんにちは、ライフサービスおぎやです。
今回は「社会問題としてのゴミ屋敷」についてです。

ゴミ屋敷問題は、現代社会の深刻な課題となっています。
昔に比べて、ゴミの分別が複雑になり、スマートフォンの普及により、家にいながら何でも簡単に購入できるようになりました。この「捨てにくく買いやすい」生活環境において、部屋に物が積み重なるのは仕方がないことです。

さらに、核家族化と高齢化の進行に伴い、地域コミュニティや家族・親戚間のつながりが弱まり、一度ゴミ屋敷になってしまった場合、通常、当事者である個人や少人数の家族が解決を試みることになります。そこに住んでいる人の生活習慣でゴミ屋敷化してしまったので、その当事者だけで解決するのは極めて困難です。
高齢で体が不自由な場合や、忙しい仕事のために休暇が取れない場合もあります。また、精神疾患や軽度の認知症にかかった場合、セルフネグレクト状態に陥り、部屋を片付けることができなくなることもあります。

この社会的背景から、各自治体でゴミ屋敷の件数が調査されており、環境省が初の全国規模の調査を実施することとなりました。

【参考リンク】
「ごみ屋敷」全国で5千件超 環境省が初の全国調査「ごみではない」との主張も – テレ朝news
令和4年度 「ごみ屋敷」に関する調査報告書 – 環境省